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第51回 日本酒造技術研究連盟 総会開催

【第51回 日本酒造技術研究連盟 総会開催】
 
4月14日(金)、日本酒造技術研究連盟総会および、
全国選抜清酒品評会褒賞授与式が開催されました。
この会は通称「賀茂鶴会」とも呼ばれ、「清酒の醸造に関する研究を促進し、
醸造技術の向上と優良清酒の醸造に寄与すること(規約第2条より)」を目的とし、
昭和42年に発足しました。
 
昭和22年か23年ごろ、戦後の混乱の中においても、
明治のころから培ってきた酒造技術「吟醸造り」を絶やさぬよう、
賀茂鶴に縁のある杜氏さんたちと始めた勉強会が母体となっています。
現在連盟には、東北から九州まで44名の杜氏が名を連ねます。
 
総会に先立ち行われた全国選抜清酒品評会では、
金賞受賞歴のある錚々たる杜氏の方々も出品される中、
日本酒造組合中央会 技術顧問 須藤茂俊様を審査長にお迎えし、
独立行政法人酒類総合研究所 吉田裕一様他による厳正な審査の結果、
1位から10位までが発表されました。
本年度の結果は下記の通りとなりました。
 
順位 銘柄  製造場名  氏名(敬称略)
1位 由利正宗 株式会社 齋彌酒造店 高橋藤一
2位 初孫 東北銘醸株式会社 後藤英之
3位 新政 新政酒造株式会社 佐藤祐輔
4位 土佐鶴 土佐鶴酒造株式会社 福留幸一
5位 白鶴 白鶴酒造株式会社 伴光博
6位 雪中梅 株式会社丸山酒造場 村山俊郎
7位 金陵 西野金陵株式会社 酒井史朗
8位 黒松千福 株式会社三宅本店 瀬戸富央
9位 極聖 宮下酒造株式会社 岡﨑達郎
10位 上喜元 酒田酒造株式会社 佐藤正一
 
毎年素晴らしいハイレベルな戦いとなりますが、
今年は特に接戦の様相を呈し、決選投票に持ち込まれました。
入賞蔵の皆様、おめでとうございます。
 
会員の皆様には、この度のご出品、ご出席に深く感謝申し上げます。
これからも、日本酒の品質向上をめざし、
業界全体が切磋琢磨していく土壌を醸していければ、
当連盟といたしましても、この上ない幸せと存じます。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
 

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