広島県酒造組合主催、第73回秋季きき酒競技会が10月22日(水)、広島県酒造組合で開催されました。
結果は即日発表され、弊社の山新良彦が1位(旭鳳酒造の松尾進吾さんと同点の1位)、中須賀玄治が3位、そのほか上岡大嗣が4位、宗里亮佑が7位、中井龍が12位の結果となりました。
審査は二段階で行われます。
第一審では、15種類のお酒をテイスティングし、専門家が事前に付けた順位通りに並べられるかを評価します。
第二審では、同じお酒を順番を変えて再度テイスティングし、第一審で自分が付けたランキングを再現できるかが問われます。
いずれも制限時間内で行われ、味覚の再現性と、良い酒とされる基準への一致度が問われる、非常にレベルの高い審査です。
優勝した山新は「普段からお酒に限らず、あらゆる“味わい”を自分の言葉で表現することを心がけています。それがきき酒にも活かされているように感じます」と語っています。
また、「出荷管理を任される者として、責任を果たせるだけの能力を維持・向上できているかを確認する、非常に大切な機会です。これはより良い商品造りにも直結していくと考えています」とも話していました。
毎年春と秋に開催される当競技会。山新は、秋の大会では4連覇、春秋通じては9回目の優勝を果たしました。
引き続き社員一丸となって技術の研鑽に努め、より良い商品づくりを目指してまいります。
(2025年10月29日)
